3大学連携教育

「地域共創」をキーワードとした
3大学共通講義科目を実施

3大学の特徴である技術・教養・デザインの相乗効果を活かした教育を行います。

Three-University
Collaborative Education

「技術・教養・デザイン」を横断する科目群を

3大学で開講し、
プログラムを提供

自律した豊かさをテーマに、教育(国際教養大学)、デザイン(秋田公立美術大学)、技術(秋田県立大学)の3つの要素が相互に関係し合う図

秋田COI-NEXTの特徴の一つは、秋田県の専門性の3つの公立大学法人が「森の価値変換」に連携して取り組むことです。3大学の連携は研究開発だけではなく、教育においても「地域共創」をキーワードに「3大学共通講義科目」として実施します。
2023年には国際教養大学において「地域共創のための社会デザイン(担当教員:工藤尚悟)」が実施され、2024年度は秋田県立大学においても「バイオエコノミー理念に基づく地域共創(担当教員:高田克彦)」が実施予定です。

さらに秋田公立美術大学でも、2025年度以降に準備を進めています。「3大学共通講義科目」は「大学が変わる」ための具体的アクションの一つです。

内容

地域共創のための社会デザイン

国際教養大学をメインに行う三大学共通講義科目。
秋田が直面する人口減少と高齢化による地域社会の縮退に対し、持続可能な社会デザインを議論する科目です。座学とフィールドワークを通じ、暮らしや経済、自然環境の保全など、地域社会の構成要素を再考し、技術、デザイン、リベラルアーツを活用して課題解決を目指します。


2023年度は、能代市中心市街地でフィールドワークを通じて地域資源を発掘し、未来の商店街の「地域固有のモノ・コト創りとそのサービス」を探求しました。学生が調査し、提案を地域住民や行政と共有し、今後の共創拠点プログラムに反映する活動を行いました。

日本の伝統的な木造建物の室内で、複数の人々が座って話を聞いている場面。部屋の一角で講師が、紙を持ちながら説明している。後方には木製の棚や民芸品が並べられ、窓からは外の通りが見える。

バイオエコノミー理念に基づく地域共創

秋田県立大学をメインに開講(予定)の三大学共通講義科目。
2024年度は、五城目町を拠点に海外へと幅広く活躍する事業者を外部講師として、地域共創を考えます。

教室内で講師がプロジェクターを使って説明している場面。生徒たちは机に座りながら、講義の内容をパソコンやノートに記録している。教室は木の梁が見える天井で、窓の外には自然の景色が広がっている。

参画機関

ソウゾウの森プロジェクトへ参画している企業や団体をご紹介します。